笑い話

ひっそりストーカー気質だと思う。何でもかんでもすぐネットで調べがち。で、粘着しすぎてダメになる、みたいなことが往々にしてある。そういう時に、大事なはずの花を自分で枯らし続けているような気持ちになる。死ぬほど惨めだし、馬鹿馬鹿しいんですよね!それで、そういう話って、自分で笑い話にする分にはいいけど人に言われても全然笑えないんですよね!っていう気持ちで曲を書きました。

これ、みんなそうだよね?と思っていたけど、もしかして一から十まで私だけなのでは?とも思えてきたのでこれは粘着質な全ての私のための歌です。みんな、まだ笑い話に出来なくてもよくね?っておおっぴらに言ってもいいと思う。

ど真ん中を往く僕に鈴を鳴らして

この街では少しばかり頭が悪く見えただろう

ど真ん中を往く僕は擦り傷見合わせて

簡単な変拍子も似合わない

 

間違いはない、この空想は

圧倒的な事実を前にいつだって無力さ

泥にまみれた僕を神さまが 抱くわけないだろう

 

抱えた手の熱で枯れた花束の葬式の支度を

誰が憐れむ?

この悲しみだけは僕のもの

僕だけもの

喉元過ぎれば忘れるくらいの暑さと

言えるのは僕だけだ

そんな言い方じゃ全然笑えないよ まだ

 

毎回毎回作る曲のテイストが違うしどこに影響受けてるのかわからないことが多いけど、これはなんとなくわかりやすい感じがする。ダサパンクを意識して作ったし、多分バンド編成でやるのが似合うと思う曲。春風〜にめちゃくちゃ似てる部分が多い。

全然仮題だけどこれは名曲だと思うのでよかったら聴いてください。

 


宮沢一里「笑い話」(仮)