sun shade

盆と盆と盆と盆がいっぺんに来たような感じ。とにかくばたばたと過ごしている最近だった。

小さくても叶えてきたものたち、が増えた一方で、辞めたいものも増えた。健康、健康、とにかく健康。健康意識にぐるぐるに巻かれている。なんの目的もなく地道に運動をして去年の健康診断から4キロ痩せていたのはけっこうすごいと思うんだけど、それを話す相手がいない。

自分の話がしたい!話したいタイプでも聞きたいタイプでもあり、でも一番は場の言葉の総量が心地いいかどうかを気にするタイプなのかもしれない。多くの人が本当はそうなのでは?

思えば前回の更新くらいから気持ち的には変だった。不安とか焦りとか。

7月は予定に空きがなくて、本当に一瞬だった。ジャニーズのコンサートに行ったし、野球をみに行ったし、SADFRANKのライブを観て、ピザパーティーをして(2回も!)、消えるタトゥーをしてみたり、工藤裕次郎のライブを観て、バンドで海に行って、練習して、ボイトレに行って、まつげパーマも美容院も行って、チャイフトのライブを観て、大阪の友達に会いに行って、New Buddy!というサーキットイベントにいって、マイミーンズ、THIS IS JAPAN、愛はズボーン、ズカイ、AIRCRAFT、The Whoops、Lucie,Too、ここで生きてるず、ナードマグネット、のライブを観て、孤独で挫けそうになって、また別の大阪の友達に会って、名古屋でビールのイベントにも行ったし、M-1用の写真も撮ったし、もうすぐ引っ越す友だちと浴衣を着てお祭りに行ったし、職場のオタクとカラオケでDVDをみて、脱毛、ボイトレ、あー!!!思い出すだけで走馬灯のような、楽しい出来事ばかり...のはずだったが、てんこもりすぎて書いてるだけでしんどくなってきた。仕事もそれなりに忙しかったし精神的にもきつかった。

なんにもない日を作ってるはずだったのに、失敗してた。とにかく自分は元来ゆとりがある、暇がある状態じゃないと家のこととか付加的なこと、マストでやらないといけない以外のことができない人間なのを思い出した。引っ越したのは4月なのに、いまだに段ボールが山積みで、ラグは買えないでいる。日記だって毎日書きたい書きたいと思いながら、その時間すら取れなかった。作り出せばあったんだろうけど帰宅してへとへとで溶けてた。

しかしそれを踏まえても友達にデザインしてもらった消えちゃうタトゥーは魚とお花で超かわいかったし、お腹にいれたすずらんも誰の目にも触れることはなかったけど、それでいい。会いたい人には会えるうちに会っておかないとと思う。

 

そんなこんなで8月に突入したけどちゃんと体調を崩していて、検査は陰性だったけどやっぱりコロナだったのでは?と思う。あんまりコロナ感なかったけどとにかく体調が悪くて、ていうかそのちょっと前からとにかく気持ちに元気がなかった。泣いたりこそしなくなったものの、毎日萎れていた。

そんな中、ある日の夜コピバンの練習をしていたらキーボードが壊れた。音作りをする際に使う下矢印のボタンが効かなくなって、すぐに困るわけではないけど途中で詰む。前からあんまり調子は良くなかったけど見てみぬふりしていたけど、ついに決定的な故障、それが元気がないときだったから本当に悲しくて悲しくて、10年ほど連れ添ってきた子が死んでしまった!と、思い出を振り返る分だけ悲しくて悲しくて。

ただ、ライブも近いし練習も近いし正直新しい楽器を買おうとも前から思っていた。そのまま勢いで購入。それもまたどの店舗から取り寄せて、とか、ケースがつくつかない、とか、いろんなやりとりをして大変だった。でも無事購入できたのであとは待つのみ。ただ友人が結婚したり出産したりしている中、自分はウン万の楽器を買っててそういうのもいちいち暗い気持ちになる。人のことなんて引き合いに出さなければいいのに、中途半端だからどっちも欲しくなる。自分のことを高く見積もっている。

楽器のことが落ち着いた翌日の仕事中、身内が緊急搬送されたとの連絡が入った。前日から食欲がなく、起き上がれなくて搬送。元々具合が悪くなってたのに加えて、コロナだったらしい。面会もできないから今すぐ帰るわけにもいかず、こんなときにも月曜日の急ぎの仕事のことを考えている。なにかあったらどうしようの内訳にちゃんと向き合って自分の気持ちを認めることができないでいる。

過保護な親との距離感が掴めなくて、とにかく感謝もしているし愛してもいるけど、それを鬱陶しく感じるときがある自分のことが許せない。愛情を正しく受け止められない自分が許せない。18で実家を出て自分の楽しいことだけ選んで、戻らずにふらふら暮らしている。強く地元に戻ることを勧めないけど帰ってきて欲しいという気持ちには気づいている、でもそれを素直に受け入れることはできない。申し訳ないという気持ちが泣くほど強いなら、文句を言いながら地元にいるほうがよかった。こんなになんにも手元に残らない、なにもかもすり抜けていくなら、どうせならなにもない街でも文句を言いながらでも誰かのために生きてる方がよかった。いつまで経ってもなにをやっても自分のことを認められないなら誰かのためって大義名分が与えられていれば、もう少しまともに生きられたのかもしれないけど、もう分からない。自分の人生だよ、って言われるけど、それが分からない。自分の思う幸せを選べばいいというけど、幸せがわからない。こんな鬱々とした悩みも、きっと明日には治るでしょう、というマインドで生きていく。

 

こんな感じだったのであんまり音楽も聴いてないから夏っぽい曲をタイトルにした。すごく好きで、去年の夏もよく聴いた。

sun shade

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