まともになれない

カレンダー通りの休日。4日も休んだら、どんな顔をしてどんな服を着ていけばいいか、また忘れちゃう!

大学と実家はかなり離れていたので、はじめてゴールデンウィークに帰省する。とはいえ、そんなに近くなったかと言うと、そうでもない。実に三時間。交通の便が悪い。でもこのくらい不便な距離感が、丁度いいような気もする。

心配性で単純なので、心配されればされた分だけ何も出来ないような気がしてくる。そんな感じで疲れない?って自分でも思うけど、疲れる。だからこのくらい、突っ走れるくらい周りに人がいないのがちょうどいいのかもしれない。ただやっぱり学生時代の友人というのは偉大で、それだけそばにいてくれたらと思ったりする。今までわりと淡白というか、大事に思うわりにあっさりしてる性格だと言われてたので、(だから大学もあれだけ遠くに行ったし、)こんなことを思うなんて自分でも意外。近所に居酒屋街があるから気の合う仲間と華金は街に繰り出そう、と意気込んでいたけれど、気の合う仲間がいない。作りたい。

この街に来て、弊社から徒歩数分のライブハウスに1度、電車で30分の都市のライブハウスに1度、行ってみたけれんど、どこも胸を張って立っていられなくて、寂しい。きっと、自分が内側にいると感じる時でも身内感が苦手なのは、外側にいる時の気持ちを思い出すから。とはいえライブハウスで居心地悪いと感じるのは、私にとってかつていた街でのライブハウスがライブを見る場であると同時に人に会う場でもあったからなのか。結局今も、内側になりたいと思ってるんだろうか。

仕事は順調に楽しくというか、打ち込めるようになってきていて、この先きっと大変なこともたくさんあるんだろうけど、そういう環境が好きな部分もあるので、楽しみ半分不安半分くらい!ただ他のいろんなことを忘れていったり疎かになっていったり、すぐにするんだろうなぁと思う。湯船に浸かっているときだけ今まで得たもの失ったもの、見失っているものや、見てきたものや聞いたこと、今まで覚えた全部について考えたり出来る。長湯しがち。それ以外の時間はあっという間に過ぎがち。

 

乗り慣れた電車に揺られたら未だかつて無いほど酔って焦った。乗り物酔い、久しぶりな感じがする。耐性が無くなっている。そして連休はやっぱり指定席を取らないと厳しい!

ゴールデンウィーク、こちらは天気が不安定ですが、皆さんいかがお過ごしですか。

 



 

Instagramに載せるどころかブログに綴ることもないような毎日、切なくはない。ちょっとくらいは大変だけど、死んでしまうほどのことでもない。褒められることもないけど、叱られることもない。ただ、馬鹿にされたりなめられたり呆れられたりする。新入社員なんてみんな馬鹿だよ。いい大人のくせして!と思うこともあるけど、私だってもう世間的には「いい大人」なんだろう。

女子トイレも給湯室も、変なあの人のウワサがすくすく育って、気づけば根も葉もついてるんだ、そこには意思も事実も関係ないのだ、勝手に育っていくだけで。本当はもっと首を突っ込んで関係ない話に持ってったりするのがきっと上手なんです私、でもいい大人になっちゃったから黙ってる。自分の身が一番大事になり腐ってしまった。いい大人だけどやっぱり楽しい話の方が好きだよ。可哀想な人がたくさんいるな世界はいつも薄暗いな、生涯大事にしたいと思ってた数少ない自分のいいところをコロコロ丸めて踏み潰して毎日歩いたり這ったりしてる。

靴擦れが治らない、一生治らなかったらどうしよう、一生変な歩き方だったらどうしよう、一生笑われたらどうしよう。

自分の話を給湯室でされないように必死になってる。こんなことのために必死になりたかったんじゃないのに、ありのままの自分じゃ受け入れられそうにないから、うまいやり方を探ってる。一生見つからなかったらどうしよう。

Crazy Crazy

どこまでも人のいない街、桜はとっくに緑が萌えて、花びらなんて跡形もないのがいっそ清々しい。早々に桜の季節は終わり、会社の近くの木蓮も散っていた。あの街の木蓮は咲いただろうか、また、咲いた直後に寒さが戻って、茶色く滲んでしまっているだろうか。あの街はもう太陽がジリジリと照っているだろうか。近くのコンビニまで書類をコピーしに行って、ついでに牛乳とパンを買おう。踏切を越えるのは少し面倒だ、でも歩幅を広げて飛び越えるのは気分がいい。知らない街は寂しい、でも春の夜風は心地よい。こんな夜には薄いブラウスにカーディガン1枚羽織って、新しいスニーカーで出かけよう、身軽で良い。軽快な歌が似合わない雨上がりの夜、それでもイヤホンが私の心をどこまでも自由にして、足取りを軽くする、リズムに合わせてスキップしよう、明日の予定も昨日のメールも忘れていいよと言っている...気すらする。救いもなければ保険もない、でも帰る街だけはある。

どこまでも君がいない街、いつまでも夜が明けないことを祈ってる、それは決してネガティブな意味ではなく!

Crazy Crazy

Crazy Crazy

 

親知らず

最後の晩餐を終えて、まもなく実家での生活を終えようとしています。こんなに長い帰省、人生で最後だったかもな。次があるとすれば出産のときでしょうか...そんな日来るのかな。

超マザコンで超ゆとり、超ヘタレで超挙動不審で超内弁慶な私は母親が大好きであるにも関わらず、長く帰省すると喧嘩しがちだった。今回も例に漏れず。それでもやっぱり今回の帰省は特別だった。末っ子の私が就職なんて、祖父母も父母もなんか心配そうだった。私も心配だ。兄姉2人とも就職は地元だったこともあって、県外に就職したのはすごく親不孝だったように感じてしまうけど、せっかく背中を押してもらった未来だから頑張って働いて生きたい。たくさん帰ってきたい。いつか親とか、親に限らず関わってくれたいろんな人が死んでしまったりもう会えなくなってしまったときに、後悔しないように生きていきたいと最近とてもとても思います!突然の自己啓発系?

母親のつくるご飯が好きで、悲しいことがあるととりあえずなんか食べておなかいっぱいにしなさい!って言ってくれるところが好きで、って書いてるだけでちょっと泣けちゃうくらいにはマザコンちびまる子ちゃん3巻の番外編みたいなやつ読んで号泣するくらいにはマザコン!あー!不安がいっぱい!「でも頑張る!」って語尾につけていきたい!付けていくんだよ!やるしかないんだ~

 

ひと月ぶりに大学の方へ行く。向こうはもう桜が咲いてるらしくて、本当に同じ国なのかと思う。スゴイ!楽しみ。4年前にアパートの下の桜が満開で、新生活への期待に胸を膨らませていたことを思い出す。あのときも母が引越しの手伝いに来てくれて、ちょっと喧嘩したりしたなあ、懐かしいなあ。

きっとこれから数日間、また大学生に戻ったみたいに、すごく楽しいでしょう。それと同じくらい、4月にも期待出来るようになるでしょうか。ちょっとずつでもそうなりたい。なる!!

 

春は好きだけど、今年は変化が大きいし、断然寂しいし、でも頑張る。今日もお風呂に入る、ちょっと泣くかもしれない、でも頑張る。次会うのはいつかなぁなんて言わないから、言わないでよね。

 

親知らず

親知らず

 

この幸せがあなたの幸せであること

この悲しみがあなたの悲しみであること

 

たまに帰ればご馳走

もう子どもじゃないのにね

ああ だけど やっぱり

あなたの子でよかった

 

 

 

ラブソング

寝る前にブログを書くから夜眠れなくなるんだ、とってもむなしい。今日は雨、薄暗くて、でも外に出る予定もないので心地いい。寒い。暇なので今までの日記のタイトルを編集しました。

新生活になんの期待も無くて、怖さと不安ばかりが募っていた。新居を飾る気も全くなかったけれど、小さな寄せ植え風のドライフラワーを買ってみた。色味がなくてかわいい。引っ越す先の地図を見て、田舎だなと思った。でもちょうどいい。職場からライブハウスまで徒歩2分。4月にmy young animalのライブがあるらしい。まだ予定はわからないけど、手帳に書き込んだ。ついでに近辺で行われるフェス、電車で30分の街である好きなバンドのライブも。先の予定が一切わからないけれど、楽しいことがあるといいな。私にとっての娯楽は今やしっかりライブを観に行くことだと実感した。

家の近くにはあまりいろいろなさそうだったけど、実際行ってみたら違うのかもしれない。会社の近くには大きな図書館があるらしくて、それがうれしい。家の近くにはコメダがあるらしい。あとはなんだろう、TSUTAYAとパン屋とスーパーがあるといいな。

最近はというとオルゴールと光るおもちゃがほしい。メチャメチャほしい。心に余裕がない。いい歳して落ち着けないのは恥ずかしいことだけど、夜通し誰かと話したいとか、ベランダで電話をしたい、鈍行で旅に出たい、夜行バスで知らない街へ目的もなくいきたいとか、そういう瑞々しいきもちが、今も強くある。誰かと会って話さないと腐る、腐ってしまう、あー!

ラブソング

ラブソング

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アンダーグラウンドで待ってる

センチメンタルなのも、ホラーも、バイオレンスなのも、別に観たいわけでも固定で好きなわけでもなくって、マジで映画は難しい。ベイビードライバーは面白かった。地元の映画館まで自転車で20分、勝手にふるえてろでも見てこようかなと思ってる。スリービルボードでも、グレイテストショーマンでもいいな、なんでもいいけど。

実家で過ごして4日、寂しくてげんなりしている。ホームにいるのにホームシックとは、これいかに!家族以外と話さない日々はとっても退屈。でも毎日運転してるから偉い。誰も言ってくれない(言うほどのことじゃない)けど、偉い!!!!800km離れているあの街は、これだけなんでもかんでも速い現代においてもやっぱり遠くて、連絡を取ろうとしなくなってしまえばこんなもん、みんなこうやって私の事忘れていくんだ、私だってもしかしたら誰かのことを忘れてしまうかもしれない。寂しい。人って声から忘れるんだってよ、そんなことすら寂しい。

たいしてすることもないのに毎日あっという間だ、悲しい。忙しいのも悲しい、寂しいのも悲しい、今はなにもかも悲しい日。星が見えないから明日は雨が降るだろう、だからきっともっと悲しい。散々ゴネまわしたくせに寂しいと思うなんて、そんなのとびっきりのエゴだ。

鈴木実貴子ズ - アンダーグラウンドで待ってる - - YouTube

 

さらば街よ

街を出ました。引っ越しは最後まで大変で迷惑をかけてしまったけれど、なんとかやり切った。手伝ってくれた人には感謝しかないし頭が上がらない…。最後の最後までポンコツでした。どうやら今年から花粉症デビューしたみたいで、目が死ぬほどかゆいし鼻水が止まらない。花粉が憎い。春はティッシュの減りが早い、ってもう春かよ、怖い。


鈴木実貴子ズ - アンダーグラウンドで待ってる -

 

夜行バスで爆睡して、さくっと実家に帰ってきたけど帰ってからもばたばたで、やっと少し落ち着いた。明日は運転するぞ。ブログの名前も変えなきゃなあ、ああ、大学生ではなくなっちゃうな。なんだろう。社会人?

数日前にバンドも全ライブが終了しました。音楽ばっかりの大学生活だったけど、最後に集大成って感じのライブが出来てよかった。あんまり最後感はなかったけど、人の涙を見ると実感が湧いたし寂しいと同時になんだかうれしくなってしまった。あんなに拳があがる歌だったのね、歌って不思議だな、うれしかったんです本当。バンドやめられなくなったらどうしよう、でもその時は、こんなはずじゃなかった!って言いながら、また、苦悶しながらどうにかはいつくばって歌を作れたらいいな。素敵な未来だといい。

心配性で不安の種探しが好きで、どうしても敵ばっかり見つけようとしてきていたけど、それでもこんな私に優しくしたり、好いてくれたりした人がいたことだってれっきとした事実だって認めていいんだなって、やっとやっと思えるようになりました。4年かかった、いや、22年と言ってもいいかもしれない。私の事を大事にしてくれた人が多くなくてもいて、私はこれからずっと、そういう人をちゃんと見て、大事にしたいと思いました。自意識過剰かもしれないけどそのくらいがちょうどいい、自信もって生きていきたい、自信を持てる自分になりたいです…三万回言ったことだけど、そろそろね!そろそろ!

現場からは以上です。好きでいてくれてありがとうございました。

 

さらば街よ

さらば街よ

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