昨日の夜は豪雨で、久しぶりに雨戸を閉めた。

地域によって家は変わる。昔社会科で習った気がするけど、住んでやっと実感する。地元は寒さが厳しくて、窓は絶対に二重だったし、玄関が二重の家もあった。激しい雨が降る地域の今の家には雨戸がついていて、この家に引っ越してきて初めて見た。雨戸が好きだ。もう何にも知りません~さようなら~感。どんな豪雨も、それを閉めてしまえばいつも通り。外を、人の生活を締め出してしまえば、私だけの生活だ。シャットアウト!

泣くな、はらちゃんというドラマの「私の世界」という曲が好きで、悲しいこと報われないことがあると聴いてしまう。その感覚に似ている。

世界中の敵に降参さ

戦う意志はない

世界中の人の幸せを祈ります

弱弱しくて情けない。いつもそう。ずっとそう。昨日の夜は久しぶりにandymori

DVDを観ながら眠った。何かが不安な時は大体「秋の楽園ツアー」。どのDVDも好きだしよく観てるけど、秋の楽園ツアーを一番観てる気がする。擦り切れるほど観てるつもりだけど、なかなか擦り切れませんね。

高校生の頃、やついフェスをテレビで特集してて、アンディモリが出るというから観てみたらそのライブがすごくよかった。「革命」だったな。ものすごく短いライブ映像を何回も何回も何回も観た。

それに感動して買ったDVDが、秋の楽園ツアー。なんで一番最初の野音から買わなかったのかはあんまり思い出せない。あれがあのときは一番新しかったんだっけ…。なにしろ生まれてはじめて買ったライブDVDだった。オレンジトレインのあたりですごく怖い感じになってドキドキした。あと、あのDVDにしか入ってない曲がすっごく好きだった。「在る光」とか。「なんにもない」けど「在る光」なのね、と思う。うーん。「パーティーは終わった」の明るい寂しさも好きだ。一番好きなのは、「706号室」。どこがと言われると難しいけど!

好きな物があっても、感想を言葉にするのはとても難しい。こんなに言葉にできないことが多いんじゃ、なんのために文にしてるのかわかんないな。わかんないわかんないってお前はわかんないことばっかりだな。だって無知は居心地がいいから。

 

今日の朝(昼)ごはんはオイルサーディンのトースト。いつもは6枚切りだけど、売り切れてたから仕方なく5枚切り。スーパーで一番安いやつ。粒マスタードを塗って、缶の半分ほどのイワシを並べて、玉ねぎのスライスをのせて、焼いた。おいしかった。オイルサーディンって初めて食べた気がするけど、サバサンドとかツナサンドとかあるし、予想通りの味だった。見た目はあんまりきれいじゃなかった。イワシの背中、光ってきれい♡とか言えない。私はね。芸術がわからない。芸術もわからない。

 

今日は夏至だったみたい。確かに日が落ちるのが遅かった気もするし、そうでもなかった気もする。そんな素晴らしい日だと知っていたら、かき氷のシロップと、炭酸水と、大きめの氷と、アイスクリーム(と、余裕があればシロップ漬けのさくらんぼ)を買って、クリームソーダを作って飲むみたいな、優雅なことがしたかった。でもそれに合う長いグラスもストローもやる気もないから無理だ。想像だけで満足した。夏だなー。ロマンチストの妄想族に拍車がかかるなぁ。

今日の日記、読み返してみたら、自分の外のことは何もわからない/知りたくない、ということしか書いてなかった。だって無知は居心地がいいから。知らない方がいいことの方が多い。

あーこの世の全て、誰にも傷つけられず、誰も傷つけずに、生きてみたかった。誰にも知られず、誰も知らずに、生きてみたかったけど、そんなの嘘っぱちだよな。

 

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