レッドアイズブラックドラゴン

27歳になったら死ぬんだと思ってる。なんとなくここ一年くらいそう思えてきて、ただこれは予言や予感なんかではなく、最後の望み、逃げの一言でしかないことも十二分に分かっている。先が見えない、見たくない不安だけが膨らむ中で、「いや、でもどうせ2年後にはこの世にいないんだから...」と思うことで全て解決したような気になってくる。一刻も早く仕事を辞めたいけれども、引継ぎする元気も残っていない。ずっと前から干からびてる。退職を申し出たり引継ぎしたりも出来ずに、27歳になったら突然死んでしまうんだから仕方ない。死にたいわけじゃないけどただただ先が見えない、明るい未来が微塵も予想できない。この街で一人で死ぬなんてごめんだと思っていたはずなのにそこから抜け出すバイタリティが残っていない。

こんなこと言ってるやつが本当に死ねるわけないと思ってる。綺麗に死ねるわけないと思ってる。何をやりたくて働いて、何をするために生きるのかとか、何が大事なのかとか、しょっちゅうわからなくなるな。欲しいもの、失いたくなかった感性、今となっては空っぽである。

 

今年の長い長い梅雨が、本当は全然嫌じゃなかったよ。ずっとあのままでもよかったような。梅雨明けてから暑すぎるね。暑さ寒さも彼岸まで、暑さ寒さも彼岸まで。今年はどうかなあ!今のところ全然暑さが和らいだ感覚はないけど!今年は全然海を見てないから悲しい。海に行きたい。海が見たい。とかなんとか、この、気持ちの上げ下げが激しいのそろそろどうにかしないとと思いながら、でも多分27で死ぬからなとまた開き直ってる。もーーーーー逃げ癖が一生治らないけど、どうしようかな。一生思春期だなほんと、恥も外聞も今更ないけどな!

 

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