コーデュロイ

金曜夜なのに一人で映画を見ている。

#ていねいな暮らし の人なので意味もなく買ってきたかすみ草の花束の半分を万年筆のインクで青く染めました。まばらだけどちょうどいい青に染まったので、壁のLOSTAGEのTシャツの首元にひっかけました。BLUE。洒落というか、小ネタというか、でも人生にはこういう小粋なジョークが必要。どうしようもないような事件と、いつもと変わらぬ日々は、まるでクソ映画のような出来合いの嘘にあふれてる、聞かせてくれないか、旅人たちのイメージを!

 

生まれて初めて髪を染めた。アッシュ系の茶色、いい具合に入ってうれしい、染めたか染めてないか微妙なくらいだけども…ちょうどいい。無理しないくらいの色。気付かれないくらいがちょうどいい。

最近は卒論が全然どうにもならなくてちょっとセクシーな中国映画ばっかり見てます。なんだこの生活は、ビデオ店には変な人だと思われてるかもしれない。本当はインド映画で卒論が書きたかったよ、でも本当の本当は宮沢賢治中原中也がよかったな。でも一番好きな物には多分しない方がいいから、嫌いになっちゃったら嫌なので。もうなんでもいいから書き上げたいし卒業したい。なんか普通に卒論で落ちることってあるらしいですね、怖…。

 

最近すっかり昼夜逆転してて、寝たと思ったら夜中に目が覚めて、悲しい。しかも目覚めたら耳元で蚊の音がして、がっつり顔三か所くらい刺されてた。そのあと寝直してみた夢は最悪で、目覚めも最悪、なんか救いがない。毎晩寝つけなくて秋の楽園ツアーの映像をぼんやりと流して、腹を痛めたり泣いたり怒ったり、満たされたり寂しがったりしている。毎日毎日ちょうどいいはずなのに、私の身の丈に合った救いのない毎日だなぁ、いろいろ詰んでるから一個ずつ処理したい。

 

銀色夏生が好き。詩人。 「ポケットの中で 星が揺れたので」は話題の斉藤由貴さんが歌っていたけど、すごくよい詩。「月夜にひろった氷」という詩集の中の、「リムジンに僕を乗っけてよ」もすごく好き。なんかいろんな人をいつも気遣えない自分のことを思ってしまう。

マカロニがくっつくからかきまぜてって

いつものように なんでもないのに

早く僕に どなってよ

僕がバカだから

君は僕を嫌うかい

うかい

「リムジンに僕を乗っけてよ」についてもっと知りたくて検索したら、全然ヒットしないばかりかTHE BLUE HEARTSの「青空」の歌詞が出て来た。「僕も乗っけてくれないか」ね。いやいや、その歌はリムジンになんて乗ろうと思ってないよと思って笑った。

 

 今週はナードマグネット、来週は内田万里、小山田壮平山中さわお!楽しみ山盛り!それまでにいろいろなんとかしたい!去年のこれくらいの時期に小山田壮平の弾き語りを見に行って、そのとき歌っていたこの曲、長澤知之の「コーデュロイ」がとてもよくて、寒くなってくると思い出す。その場でバキバキに号泣して、帰ってすぐに注文した。Youtubeとかでは聴けないけどすごく勧めたい曲。届けられる範囲ならCDを貸すので聴いてほしい…。でも、今年は私が「この町にお別れ」をする番だから、ちょっと違ってくるな。惜しんでもらいたいみたいだな。

だいぶ前にも書いたけど、身軽で開き直ってる人はかっこいい。

rinnnnna.hatenablog.com

私もそうでありたいと何回だって思うぜ、なんにも怖くないぜ。投げやりになって全てを捨てようとしてみたり、何回だってしたぜ。でもやっぱり寂しいですね。四年間は長いとも短いとも言い難くて、重い。ただただ、重かった。愛着も執着もない人を目指して、がんばる(?)断捨離断捨離

コーデュロイ

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