春風なんかが吹く頃に

日々とても悲しい。世の中の温度差。

これだけ情報も選択肢も溢れる中で、自分の選択が絶対正解だとは到底思えなくて悲しい。考えて考えて、考え抜いて正解だと思って選んでも清々しい気持ちになんてちっともならなくて悲しい。

 

春嫌いが高じて歌を作りました

「春風なんかが吹く頃に」という曲です。最近はまじで咲き誇る桜すら唾を吐きかけんばかりの顔で見てたけど、葉桜になってく様を見てるとちょっとごめんって思ったり、私は本当に子供だ。

 

傷つけた記憶は鮮明だ

消えやしないさ

消えやしないさ

悲しい顔が簡単だから

インスタントなポーズでいるさ

 

しょうがない

春の陽に唆されれば

どうしたってちょっとくらいは

死にたくなるのさ

先が見えないかい?

僕も同じさ

うなされなくなるまで飲もうよ

 

桜なんかが咲くから

傘もさせずうずくまるだけだよ

春風なんかが吹くから

息を止めて千鳥足で帰る

 

コンコン

街は家に帰る

これは何を意味してるとかなく本当にここ1年くらいの自分の様で、もう書いてあるまま、出勤しようとすると家のすぐ近くに踏切と桜の木があるんだけど、去年の春はその踏切を渡るのが本当に辛くて、大変だった!3回くらい電車が通り過ぎるのを見送ってた!毎回!雨の日に辛すぎて踏切の前でうずくまるしか無かった時もあったね!

今年になっても踏切と桜はやっぱ、嫌だな、と思ってしまうな。なんかもう春ってそういう時期なんだと思う。低気圧!花粉!環境の変化!

 

コンコン街は家に帰る、これは自分でも全然わからないけど語感が良すぎて入れてしまった。昨今の流行病的な、おうちにいよう!的な意味はまったくない。

 

1回載せ始めるとめっっちゃハードル下がるな、と思った。でも今回はやく載せたい気持ちが先行しすぎて歌とか他のパートがずさん過ぎて、聴いてると直したいとこがやまもり出てきた…

デモの気持ちで作ってるんだけど、やっぱりバンドで完成形にしたい気持ちがつよい!バンド組みたい!スタジオ入りたいしライブがしたいーーーー、はやく世の中が落ち着くといいねえ

 


宮沢一里「春風なんかが吹く頃に」