戦争は終わりにしよう

最近はずーっとCreepy Nuts聴いてる。シャブ感がすごい。気持ちいいから一生聴ける。

気が付けば一週間経ってしまったけれど、良かったライブの話をします。土曜日は大体遠出をしている、気がする。ちょっと買い物と観光のつもりで大須商店街に行ってきた。何気なく電車に乗っていたらなんとその日の夜NOT WONK、2、SEVENTEEN AGAiNのライブがあることがわかって、急いで取り置きのメールをした。返事がすぐ来て、ろくでもねーーー週末が急に大ごとになって、わくわくしてそわそわして、嬉しかった。まさかライブに行くとは思っていなかったから昼前に出てしまっていて、時間を持て余した。大須は古着屋が多いディープな街で、でも人の多さはアメ村の5分の1くらいで、なにかとちょうどよかった。あとレコードショップzooが楽しかった、めちゃ好みの品ぞろえでCDも多くて見やすい。最高!ギターポップのコンピを買って帰った。浮かれてオフィスに絶対着ていけないような柄シャツを買った。集合体恐怖症の人が見たらびっくりするようなシャツ。柔らかいところがいい。ライブに行く予定じゃなかったのにスニーカーにサコッシュの身軽さで来ていた自分を褒めた。

 

ライブはもちろんすごく良くって、あーーーーこういう瞬間のために働いてんだよな!!!って思えた、最高!!NOT WONKほぼ知らない状態で行ったけどめちゃくちゃかっこよかった…シンプルに好み。一番新しい音源を下さいって言ったらDVD付きだった、しかもめちゃくちゃ良かった。Tシャツをあまり買わなくなったけど、音源をジャンジャン買える社会人is最高。お給料日前じゃなくてよかった。全然しらないくせに最初人がまばらだったから最前列で観てたんだけどやっぱライブって楽しいですね。ギタボの人と一回バチッと目が合って、目力がすごくて逸らせなかった。かっこいい。北海道のバンドらしいけど、また観たいなぁ。

2は、気持ち悪い感想だけど、まずセッティングで出てきた瞬間ものすごーくいい香りがして、なんか洗剤的なものだと思うんだけど、一生忘れたくないって思った。香りってどうしてこう、忘れやすいものなんだろう。あの日の空気ごとなんか瓶に入れて持って帰りたかった。生身の人間なんだって目の前にいるんだってわかってうれしかった。ずっとずっと観たかった!会いたかった!古館さんはフレッドペリーのポロシャツで、古着だろうか、私も欲しくなった。単純なキモオタ…、目なんて合わない。強い強いまっすぐな目で、どこを見ているんだろう、どこかを見ていた。SONG FOR YOUのMVと同じしかめっ面で、汗だくで歌っていた。あとなんといってもyuccoさんがかっこよかった。時折見せる殺気を感じさせる目がサイコーにかっこ良くってでも物販で観たらすごい話しかけてくれるし可愛すぎるしめちゃくちゃ好きだった。GO 2 THE NEW WORLDに始まり、Anthem songに終わる。最強最高のセトリ、本当に良かった!観れて良かった!思わず急行列車の7インチを買った。サインくださいとかペンもないし言う気もなかったのに、向こうから「なんか書きましょうか?」って言ってくださって、まさか古館さんに「お名前は?」て聞かれる日がくるとは思わなかった、一生宝物にします。好きです。ほんとに好きです。ていうか2の面々が物販に立つこと自体びっくりした…。どこまでもかっこいいなぁ。名古屋のワンマンも平日だけど行きたいなあ、ああ…

SEVENTEEN AGAiNも始めてみたけど良かった、愛されてるのがビシバシ伝わってきた。キャッチ―でポップで熱くて、やっぱそんなの嫌いなわけないんだよな。とっつきやすいのが好きです。場の空気を全部持っていけるような雰囲気があった、押し売りではない明るさ。

家に帰ってお風呂に入って、手のひらを見たら赤い跡があって、何かと思ったら多分ライブ中に拳を握りしめすぎてついた跡だった。痛くて痒くてみっともなくて恥ずかしくて、自分みたいで笑えた。そういう自分が嫌いじゃないのが全面に出ちゃってるところが駄目なんだろうなと思う。でもでもだって~自分が一番大事で好き~、一生青臭く泥臭くいたいけどさ、もう大人だからそういうのは駄目なんだろうな。スマートに生きなきゃいけないんですかね。

拳を握りしめてしまうようなライブが好きだ、突き上げなくたって、スカートのひだをぎゅっと握りしめて、想いを発散させたくなるような、気持ちが沸き上がるような、そんなライブが好きだ。拳を握りしめてライブを観る自分が好きだ。いつまでも熱意を忘れないでいてね、悔しさを忘れないでいてね。

 

2のアナログ二枚組とナードの新譜を注文して、もういくつ寝るときっと梅雨入りだ。じめじめして、自転車通勤が出来なくなって、晴れが好きな私には少ししんどいけど、通勤の時にいろんな曲が聴けるね。8月、小山田壮平、田淵ひさ子のライブが今暮らす県であるらしい。こんな辺鄙なところに来るなんて、そして私が今この町にいるなんて、あーなんかバカみたいだけどさ、本当に奇跡だと思った。楽しみだなあ、こんなに楽しみなことたくさんあっていいのかな。明日からまた仕事だ、でも大丈夫だよ。楽しく生きるための術を私はちゃんと知っている、自分のことわかってる。

 

 

 

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