親知らず

最後の晩餐を終えて、まもなく実家での生活を終えようとしています。こんなに長い帰省、人生で最後だったかもな。次があるとすれば出産のときでしょうか...そんな日来るのかな。

超マザコンで超ゆとり、超ヘタレで超挙動不審で超内弁慶な私は母親が大好きであるにも関わらず、長く帰省すると喧嘩しがちだった。今回も例に漏れず。それでもやっぱり今回の帰省は特別だった。末っ子の私が就職なんて、祖父母も父母もなんか心配そうだった。私も心配だ。兄姉2人とも就職は地元だったこともあって、県外に就職したのはすごく親不孝だったように感じてしまうけど、せっかく背中を押してもらった未来だから頑張って働いて生きたい。たくさん帰ってきたい。いつか親とか、親に限らず関わってくれたいろんな人が死んでしまったりもう会えなくなってしまったときに、後悔しないように生きていきたいと最近とてもとても思います!突然の自己啓発系?

母親のつくるご飯が好きで、悲しいことがあるととりあえずなんか食べておなかいっぱいにしなさい!って言ってくれるところが好きで、って書いてるだけでちょっと泣けちゃうくらいにはマザコンちびまる子ちゃん3巻の番外編みたいなやつ読んで号泣するくらいにはマザコン!あー!不安がいっぱい!「でも頑張る!」って語尾につけていきたい!付けていくんだよ!やるしかないんだ~

 

ひと月ぶりに大学の方へ行く。向こうはもう桜が咲いてるらしくて、本当に同じ国なのかと思う。スゴイ!楽しみ。4年前にアパートの下の桜が満開で、新生活への期待に胸を膨らませていたことを思い出す。あのときも母が引越しの手伝いに来てくれて、ちょっと喧嘩したりしたなあ、懐かしいなあ。

きっとこれから数日間、また大学生に戻ったみたいに、すごく楽しいでしょう。それと同じくらい、4月にも期待出来るようになるでしょうか。ちょっとずつでもそうなりたい。なる!!

 

春は好きだけど、今年は変化が大きいし、断然寂しいし、でも頑張る。今日もお風呂に入る、ちょっと泣くかもしれない、でも頑張る。次会うのはいつかなぁなんて言わないから、言わないでよね。

 

親知らず

親知らず

 

この幸せがあなたの幸せであること

この悲しみがあなたの悲しみであること

 

たまに帰ればご馳走

もう子どもじゃないのにね

ああ だけど やっぱり

あなたの子でよかった