呪いは水色

知らぬ間に春めいた陽が差す日が増えて、さっさと終わってくれ冬とずーっと思っていたはずなのに、春なんて来なければいいと思うなど。この間と言ってることが真逆だ、でもフレークの和田さんも丁度「変化を嫌う風潮がなくなればいい」みたいなツイートしてたしウンウンわかるなぁと思ったからそれも良し。許されたい。

毎日毎日なんだか大変忙しくて、あっという間。気付いたら二月も後半戦。ロスタイムありませんか?この、忙しいときの生活がままならない感が好きじゃない。動いているのに精いっぱいで、あんまりいろんなことが考えられない。こんなに忙しいのは失恋したときと友達と喧嘩したときだけでいい。忙しいせいで部屋が汚い。引っ越し準備中ということもあるけど、忙しすぎてそれどころではない…毎日家に帰ると空き巣が入ったのかと思う…。物を捨てるのが苦手だから、引っ越しも一苦労だ。

最近すごく思うけど、私はこれからも悲観的で心配性なまま暮らしていくんだろうか、自転車の重いペダルを踏みながらずっと考えてる。社会に出て、不安にも悲しみにも慣れる日が来るんだろうか、言葉にしたいとか、歌にしたいとか、そういう衝動もなくなっていくんだろうか。そういうもろもろはない方がいい、きっとない方がいいけど、私の悲しいことが私の手元を離れずに、一生私の言葉のままで傍にあるといいなと思ったりする。自分の気持ちが手の届かないところに行かないように、なんかちゃんとしていたい、ちゃんとしていられたらいいなと祈ってる。働きたくない。

お高そうなピーナツバターを頂いたから朝ごはんを食べたくて食パンを買ってきたものの、なかなか朝起きれない。でもそうこうしているうちに、引っ越しの日になってしまう、食材とかどうしよう、なんか考えが至らないところが多すぎる。この街を好きになってしまった、だから春が来ないように祈ってる。

 

呪いは水色

呪いは水色

  • provided courtesy of iTunes