ポストマリア

あなたを想って泣いたりなんかしない全然。だって手も繋げない、ストレートも打てない、こんなに!

カップラーメンの出来上がりを告げるアラームと同時に私は缶チューハイを開け、完敗だ、こんなの生活なんかじゃない、あまりにも生活だ。ニキビは当たり前のように治らず、我が物顔で、でも私は食べるのをやめられない。うそつき、ふざけんな。何がかわからないけど辺りに当たり散らしたい時がある。

予感したときには、もう全部始まっている。その事を知っている。ガッキーのドラマがあまりにも辛すぎて続きが見れなくなって終了。今期はドラマ選びを間違えたらしい。どうせ見る時間も大してないから別にいい。辛いものを自ら見る必要もない。すごーく好きでも届かないものたち、星がずっと消えなければいい、今夜も瞬けばいい、十年後も百年後も、私にしか見えないように瞬いてくれればいい。

 

明日は地球が吹き飛んで

宇宙に二人きり

シベリアみたいな星を目指す

どうにかなる気もないから

物語の続き書けずに途方に暮れている

例え話も今は愛せる

あーマリア 救いはいらないわ

あなたのようになりたい

あーシスター 祈りはいらないわ

あなたの声が聞きたいだけ

ポストマリアのゆううつ

大学生の時に作った歌なんだけど、かわいいな。いやいろいろやり直したいところはあるけど、とにかくポストマリアというタイトルが秀逸です。自画自賛。4つしかコードを使わない、人前で1度しか歌ってない歌。文を書くのは好きだけど、詩と曲は苦手。でも、振り返ってみたら案外悪くないかもしれない、最近はDAWを始めたい。やっぱりお金が必要だ。仕事は全然だめだけど、なんとかやらなきゃ。

ソングライン

誰かの車に乗せてもらう日はいつも狙い済ましたように雨だ。いろんなことに理由が追いつくほど、またズルして生き延びてしまったな、と思う。前髪はいつまでたっても伸びなくて、憂鬱。

 

運転は全く得意じゃない、むしろ苦手。だけど、サービスエリアは好きだ、と思う。高速道路の等間隔の灯りも、好き。電車やバスでの旅行も大好きだけど、これらはドライブとは切っても切れない関係ですから。やっぱり運転できるようになった方が良いのでは。自分の好きなものくらい、自力で見れるようになった方がいいなと思う。運転出来るようになったら、海が見たい。秋が来たからね、海を見に行きたい。海に行くには、とびきり素敵なワンピースを買わなければいけない。風をたくさん含んで、なるべく身軽になれそうな一枚。欲しいものは尽きないな、準備が長すぎる。労働した分お金が貰えたとして、でも、労働はすごーくすごーく人を老けさせるから、どのくらいのペースで働いたら、若いまま願いを叶えられますか?バランスを大事にしたい。

 

久しぶりに大学の友人に会ってたくさん話して、びっくりするほど楽しかった。愛おしい!大事にすべきものを大事にしていきたい。私のこと大事にしてくれる人のこと、取りこぼさないようにしたい。遠くの街で誤解されたり、噂されたりしても、それでも覚えていてくれるならそれはちょー奇跡だし、離れたら僕らはすぐに忘れてしまうからね、目に見えないものは、忘れてしまうからね。あの時はごめんね。

ところでくるりのsonglineがめちゃくちゃ良い。全曲いい。どの形態買うか散々悩んだ末、DVD付きにしました。このDVDがまたとても良い。うーん良い。

 

所詮君は一人ぼっちじゃないでしょう、

生きて死ねばそれで終わりじゃないでしょう

僕はここに立っているよ

音楽は向こうからはやってこない。全然、全然救ってなんてくれない。こんなに頭に靄がかかって、辛い日には、私なりの立ち直り方がいままでずっとあったのに。おまじないみたいな手順を踏んでも、うまくいかなくなってた。あのCDの何曲目、あのDVDの何番目、日記を書いて、お酒を飲んで、花を買って、ちょっといいパンを買って、それでよかったんだ。何も間違いはなかった。ずーっとずっとそれでよかったんだけど、何をやっても心は晴れないし。魔法にかかれないなら死んだ方がましだと思う。泣きたかったのに泣けなかった。すっきりしたかったのにできなかった。あー、なにか考えなきゃ。お弁当はおいしくないし、暑すぎて花はすぐに枯れちゃうし、うまく話せないし、あー!嫌われてるかもと思ってしまうとき、大体それは自分が相手を嫌っているときだ。って、わかってはいるんだけど! 

僕はここに立っているよ

僕はここに立っているよ

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よろめきながら立っている。こんな夜はブルーハーツが染みてしまう。パンクロッカーは親譲り。メルヘンも親譲り~

フジロックの配信スタークローラー見逃してショック。来年は苗場に行きたいな~、行かないんだろうな~。あー、何のこと考えてても、あー!!!って叫びたくなっちゃうくらい、うまくいかないことが多い。多いっていうか、うまくいかなさすぎることがある。明日には大丈夫になりますように。なりますように。書きたいこといっぱいあるはずなのに、最近本当に言葉が上手く出てこない。靄が、いつまでも晴れない、あー。

こんな弱気な自分はとっても嫌だけど、なんかもう明るくなり方を忘れてしまった。うまくいかないですね。ねー。

いきのこり●ぼくら

母は数年前から足を悪くしていて、去年手術した。足を痛めている時の彼女はあんなに好きだった旅行も全くできなくて、毎日不安そうで、憂鬱そうで、悲しそうで、少し偏屈だった。母が手術をする頃、私は就職活動真っただ中で、どこに行くのか何をするのかわからない、内定も全く出ないといった状況で。手術がうまくいかなかったらどうしよう。大好きな母が自由に立ったり、歩いたりできなくなったらどうしようと思った、実家に帰らなければいけないかもと思って、近くにいてあげなくてはいけないかもと思って、地元の会社も受けた。

 

丁度私が地元の会社の一次面接を受ける頃、母は手術で入院した。手術の前日。入院するため、荷物を持って父と母と病室へ通された。覚悟を決めた女の人はどうしてあんなに強いんだろう。今までとは打って変わって気丈に振舞って、大丈夫大丈夫と笑う母を見て、涙が出てきて困った。ずっと元気でいてね、でも、その気持ちと裏腹に、地元で就職したくない、地元を出たいと思ってしまうのはどうしてだろう。

 

私が地元企業の最終面接を受けた頃、母の病室は6人部屋になり、友達を作っていた。田舎の会社っぽい圧迫面接を終えて、会いに行くと、笑顔でリハビリに励んでいた。元気でいたこと、また立って歩いていたこと、前を向こうとする姿に、また泣けた。

 

病院まで送ってくれた父と、母と、三人で談話室で話した。病院のコンビニの、ブルーベリーのフラッペが飲みたい!と元気な駄々をこねる母が可愛くて、若くて、もっと泣けた。牛乳がいいんだって、と言って牛乳もおつかいを頼まれて、かごいっぱいに飲み物を買って再び談話室へ行って、久しぶりに話をして、

散々だった面接のこと、その時内定をもらっていた企業のこと、昨日の事明日の事、ずぅっと靄がかかっているように感じる、先の事。なんでも話した。

私もし地元の企業に受かってしまったら、どうしよう。何を選べばいいんだろう。ずっと心の底で思っていたことが、言葉にならないままあふれて、あふれていた。父と母は、元気でいてくれるだけでいいんだから、好きな方を選びなさいと言ってくれた。談病院の談話室で、もう何が悲しいんだか嬉しいんだかわからないまま、たくさん泣いた、たくさんたくさん泣いた。この家の子供でよかったなあって言ったら、今更気付いたの?って言われて、またたくさん泣いた。強い、母は強い。とても強かった。私たち、本当の気持ちの察しあい。本当は実家にいてほしいんだろうな、でも遠くに行きたい。本当は実家にいてほしいな、でも、自由にしていいよ。

あのときのこと思い出すと、何回だって泣いてしまう。愛だな。無償の愛で生きてる。

 

少したってから地元企業から内定の通知が来て、辞退を伝えた。あれから。あれからあっという間に、一年が経とうとしている。行きたかった会社への未練はまだちょっと消えなくて、自分を否定され続けた傷はなかなか消えなくて、大きい声で話せなくって、それでもあの時の選択は、間違ってなかったんだろうか。分岐点はたくさんあって、とても難しい。正しかったか正しくなかったかなんて、判断できるようになるの、きっとおばあちゃんになるころだな。

 

 

いきのこり●ぼくら

いきのこり●ぼくら

  • 青葉市子
  • ロック
  • ¥250
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Yellow

ひっさしぶりに本を買った。あたその「女を忘れるといいぞ」。なんだか自分が書いたのかなと思うようなひねくれ具合で、心が苦しくなった。

ローソンのフルーツティーが飲みたいとずっと思ってて、昨日散歩しに出たけどもちろん売り切れていた。メガアイスミルクティーを買ってちょっとずつ飲みながら、あんまり新しくないAge Factoryを聴きながら、家まで帰った。30分に満たないユートピア。誰も私を知らない、ずっとこの街を知らない。家から徒歩数分圏内にレコードと珈琲のお店があることを知ったけど、敷居が高いな。田舎の町のコミュニティーに入るのは、とても難しい。前いた町ではどんな風にしていたっけ。恋しい。

スケジュール帳を見て、日記を書いて、家を出る。今日もまた一日が始まる。

 

Yellow

Yellow

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泥棒

秒速五センチメートルが好きだった。昔はコスモナウトが一番好きだったのに、今見たら3話、秒速五センチメートルが1番好きだ、と思った。自己投影もいいところだ。生活しているだけで、悲しみがそこここに積もる。積もる。

なんとなく遠くを見つめて毎日が過ぎていく。時間が無くなるのがいやで、日々寝るのが遅くなってしまう。実は今まで試用期間だったんだけど、それが終わる。晴れて正社員、晴れて残業、晴れて責任負いまくり。親が一人暮らしの街に遊びに来て、いい街だねって言ってくれたけど、私はまだ全然好きになれなくて、いやわかってる、喫茶店がいっぱいあって、文化施設もあるし、図書館は素敵だし、いい街だけど、この街の車はどいつもこいつも急いでて、いやになっちゃうよほんと。そんなことくらいで嫌いになってしまう、いい街でも、そんなことばかり目についてしまう。

部屋の雑さと考え事の雑さは比例していると思う。なにもかも放り投げた部屋、適当に曖昧に片づけている私の頭の中をそのまま出したような姿だなあ。果たせなかった約束がたくさんあった気がする、だけど、それが何だったかももう思い出せないのだ。それがとても悲しい。自分勝手なこと、今までたくさんしてきたけど、こんなにたくさん人の事殴ったんだからどっかで自由に幸せになんて、なれるわけないのでは。

 


Climb The Mind "泥棒"

 

書きたいこと沢山あった気がする、頭の中では浮かぶのに、もう、言葉にできなくなってた。

キャラメルプリン

いくつか気付いたことがある、歩くのが好きなこと、ライブが好きなこと、日曜日は1人でいたいこと、一人暮らしがそんなに苦じゃないこと。

一人が好き、ということが理解されないこともあるんだなと思った。人といたほうが楽しいでしょって、でも私は一人で行きたいところもあるし、やりたいことも、聴きたい歌も、あるんだな~友達だってもちろん好きだし大事だけど、自分の生活が一番大事だ、人と会うのはエネルギーを使うなあ、使うんだけど、そんなのって社会不適合者な私が悪いんでしょうか。夜は自己嫌悪で忙しい。

先週はナードマグネットのワンマンに行ってきた。また知らないライブハウスに行けた。世の中のライブハウスはいろんなスタイルがあるんだということを最近実感する。大学生の時に住んでいた街がスタンダードになっていたからわからなかった。ドリンクだってどこも同じじゃないし、その日は珍しいからサッポロにした。相変わらず友達は出来なかったけど、ナードマグネットを好きな人だけが集まったライブ、悪いわけがない、楽しめないわけがない!パワーポップはぼっちの味方って本当かよって思ってたらめっちゃ本当だった。一人で行くライブ全然悪くない。

図書館に行っても借りたい本はいつも借りられていて、運命じゃないんだツイてないんだとめそめそするより予約しちゃった方がマシですね。これも大人になる方法の一つでしょうか。諦めが肝心で、頭を使うことが肝心だ。

 髪の毛を短く切った。鬱陶しいのをなんとか断ち切ってさっぱりしたくて、せいせいした。扱いにくいけど、あのままだらだら伸ばし続けるより風通しが良くて良い。男ウケとかなんとか、誰にも何も言われたくないほっといてほしいみたいな気持ちが、まだまだ消えない。

夜、一人の時間が出来たのがうれしくて、ひとつ向こうのコンビニまで歩いた。気持ちよかった。せいせいした。あの人のちょうちょみたいな靴紐が私の心臓を踏みつけて、羽ばたいてきれいだ。毎日はとっても早く過ぎていく、だから私には、こうやって一人、片道15分のコンビニへ音楽を聴きながら歩く時間が、わかってもらえないかもしれないけど、どうしても必要なんです。自分とは違う人のことが、わからないかもしれないけど、私たちは。

 

 

キャラメルプリン

キャラメルプリン

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